システムエンジニア

システムエンジニアとは何ぞや?③

こんにちは!ワンピース熱が収まらず、読みまくっているむねきちです。

よめきちが読んでいる箇所をとうに追い越してしまい、どんどん先に進んでしまっています。何度も読んだはずなのに何度読んでも、引き込まれてしまうのはやっぱりすごい物語だなと思います。

今日は、やっと私の業務内容についてお話をしていきたいと思います。

私は、製造業の会社が使用するシステムを作っています。その中でもパッケージ商品の開発・導入を行う業務をしています。製造業といっても多種多様ですが、その中でもプロセス製造業のお客様向けが多いです。

プロセス製造業とは?

流体を原材料とする製造業のことです。代表的なものが科学プラントや製油工場となります。主に化学薬品や石油などの流体を原料として製造します。

パッケージ製品というのは、標準的な業務を製品化したものを導入することを言います。ちょっとわかりずらいと思うので、パッケージ製品というのは、身近な例で言うと、年賀状を書くときに使用する「筆ぐるめ」やオフィスソフトのMicrosoft Officeなんかもパッケージ製品です。家電量販店で箱に入れられて売られているのを見たことないでしょうか?それの業務用ぐらいのイメージを持っていただければよいかと思います。

パッケージ製品と対になるものとしてスクラッチというのがあります。これは、お客様の今の業務に合わせてシステムを構築・導入することを言います。いわゆるオーダーメイドです。

システムを導入するのは、建築の工程と似ているなんて言われます。

例えば、あなたが家を購入したいと考えます。

①構想段階

まず、どんな家がいいかなと想像しますよね?部屋は何部屋あって、家の外観はこんなイメージなど、希望がたくさん出てくると思います。予算も大事な要因ですよね。オーダーメイドで建てるのか、それとも分譲住宅のような量産的な家でコストを抑えるのか。システムも一緒です。こういう業務があるんだけど、それを自動化したい、システム化することで業務を楽にしたい。今の業務の流れを変えたくないからオーダーメイド、コストを抑えてパッケージにするといった、そういうまずは構想を立てます。

②要件定義

次に、構想ができたらその構想から、少し具体的な内容に落とし込んでいきます。どこの土地に建てるのか、何階建てにしたいか、部屋は何部屋にしたいかなど、要望を固めていきます。システムの場合は、現在どんな業務をしていて、どのような機能が必要かを洗い出していきます。

③設計

構想ができたら、具体的な設計をしていきます。家の場合は設計士の方が、設計書を作っていきます。システムも同様で、パソコン(サーバ)上で動くシステムにも設計書があります。この画面のこのボタンを押したら、どんな動きをさせるといった内容を設計書に事細かに記載していきます。

④開発

設計書ができたら、家の場合は、工務店や大工にお願いして実際に家を建築していきますよね?システムも同じように、プログラマ(PG)というシステムを実際に作り上げる人にお願いしたりして、設計書からシステムを構築していきます。これをプログラミングと言います。私も、若いころはまずはプログラミングをしていました。

⑤テスト

ここで家と違う工程として、実際に作ったシステムをテストする工程があるところです。設計書に従って作ったシステムが設計書通りに動作するかを確認していきます。最終的には人が作るので、どうしても間違いがあったりします。それをこのテストの工程であぶり出し、修正をしていきます。

⑥システム導入

家の場合は、家が完成した状態で、家が引き渡されます。システムの場合は、お客様の会社のパソコンにシステムをインストールし、実際にシステムを使用できる状態にします。

だいぶ簡略化していますが、イメージつきましたか?細かく言えばもっと色々な工程をたどりますが、理解が深まってくれていると幸いです。

ではでは~むねきちでした。